青年海外協力隊

現地の人々とともに

青年海外協力隊事業は、「開発途上地域の住民を対象として当該開発途上地域の経済及び社会の発展又は復興に協力することを目的とする国民等の協力活動を促進し、及び助長する」というものです。
協力隊員の活動の基本姿勢は、「現地の人々と共に」という言葉に集約されています。
つまり、派遣された国の人々と共に生活し、働き、彼らの言葉を話し、相互理解を図りながら、彼らの自助努力を促進させる形で協力活動を展開していくことです。
青年海外協力隊は、技術や知識を活かして開発途上国の国づくり、人づくりに身をもって協力するものです。

一人ひとりの隊員の協力活動が主体

青年海外協力隊は、自分の持っている技術・知識や経験を開発途上国の人々のために活かしたいと望む青年を、派遣するJICAの事業です。

派遣期間は原則として2年間。
協力分野は農林水産、加工、保守操作、土木建築、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政の8部門、約120種と多岐にわたっています。

毎年2回協力隊は、相手国からの要請によって派遣され、隊員に求められる技術・知識や語学レベルは、それぞれの要請によって異なります。

また、派遣期間が1ヶ月~10ヶ月程度の短期派遣制度も年6回(奇数月)募集があります。

協力隊事業はボランティア性、公募性、国民的基盤の上に立った隊員活動の支援事業という特性を持っています。したがって一人ひとりの隊員の協力活動が主体であり、協力隊事務局はその活動支援の中核的存在として、隊員活動が円滑に進むように、訓練、情報提供などの支援を行っています。

2009年7月末現在75カ国2,479名の隊員が活動中。累計では83カ国33,202名が派遣されました。

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